· 

「対話」が目に見える形になるソーシャルペインティング

 

「社会イニシアティブ」世界フォーラムin御殿場2018.3.31-4.2レポート5。


多くの魅力的なワークショップの中から
なぜ、自分の専門分野である絵画の

ソーシャルペインティング/社会描画を選んだかというと、

自分とは違う、ユミコ・アベ氏の
ワークショップの「進め方」に興味があったからです。

いま、わたしは
自分のワークショップの進め方を
より社会的なものにしようと考えています。

 

 

ーーー

 

ソーシャルペインティングは、

4、5人の小グループになって

 

それぞれの紙に絵を描き、ある時点で
ひとつずつ席を移動して

 

他人の絵に筆を入れる、
自分の絵に他人の筆が入れらる

というワークです。

 

 

絵を描く中で
人との適度な距離を探りあい、

人と「絵で対話する」のです

 

ーーー

 

 

 

このワークに、

高校生と20代の若者で8割の参加者が

どんな反応をするのかにも、興味がありました。

 

 

 

わたしは、

ソーシャルペインティングの経験があっても、
いつも単一のグループで行っていました。

複数のグループが同時にワークをするのは
今回が初めての体験でした。

 

 



できあがった絵の印象はグループごとに異なり、
短時間の中でも

それぞれの文化が形作られることがわかりました。

 


そして、ユミコ・アベ氏の新しいアイデア!


これこそ現代的だと驚きました。

 


「悪魔の一筆」
(詳しくは省略)

 

 


勇気がいったと思います。
たいへんな悪役を、自分が引き受けるのですから。

 

あ。

アシスタントの彼にも頼んでいたから、

その負担を半分にしていたかな。

 

 

 

この一筆を


「ないもの」として絵の中で

消してしまうのか、


異質なものの個性を残しながら

自分の中に「統合」するのか、

 

 


絵を描きながら


異質なものとの対話
自分自身との対話

 

 

を促されるようなワークでした。

 

 

 

 

大変、触発されるワークでした。
ありがとうございました!

 


「こころで学ぶ。芸術によって学びを温める」

子どもと大人が芸術で学ぶ★画房寺子屋の活動

 

ブログ更新はFBにてお知らせしています

https://www.facebook.com/teracoya8/

 

 

子どもクラス

【1学期にじみ絵クラス】

・愛知豊川2018/6/15、6/22、7/6(金)

 

 

>1学期にじみ絵クラス増席しました

 

 

偶数月の1日体験

【手仕事とにじみ絵】

・愛知豊川2018/6/5、8/7、10/2、11/6*

>イトコーエコショップにて

 

 

大人の寺子屋

【にじみ絵技能習得プログラム】
愛知豊川2018/5/25、6/8、6/15、6/22、6/29

>ほぼ毎週/金曜日コース*満席
・名古屋2018/6/24から
>月1回/日曜日コース*受付中です

 

 

 

【バイオグラフィーワーク第1期】

・愛知豊川2018/6まで

>バイオグラフィーワーク紹介講座